日々の事をつづるロンちゃんのブログです。

こんにちは。土岐市の1級建築士事務所『ナビデザイン』渡邉です。

ブログと連動していたFacebookなんですが、具合が悪くなり、なかなか直らないです。

この手のことはＨＰの会社にお任せするしかないのですが、時間かかりますね～便利なのか不便なのか・・・

という訳で、二つにあげることも大変だから、Facebookはしばしお休みです。

さて、先日、岐阜県現代陶芸美術館に久しぶりにボランティア参加してきました。

今回は現在開催中の小村雪岱展に合わせて版画の重ね摺り体験ができました。

お手伝いする前にまずは体験という事です。版画なんて、子どもの頃の木版とか紙版画くらいしか経験がなく、多色摺りは初めてです。今回はみんながやりやすいようにシャチハタを使用したので、摺るというより押す感じでしたが、それでも歌麿が摺れるとなれば、参加者のテンションも上がります。シャチハタの場合は薄い色から摺っていくという事で、黄色、赤、緑、青、黒の順で摺りました。私は左利きなので、若干やりづらくて、お手伝いもお願いしましたが、ボランティア精神あふれる皆さんなのでうまくリードしてくださいました。

同じように摺っていてもも、少しのことで位置がずれてしまい結構難しいです。

13日に第1回目が開催されましたが2月2日にもあるので、そちらでお手伝いできたらいいなと思いました。良かったら、いらしてください。

小村雪岱という人は全く知りませんでしたが、版画なのにすごく繊細で、美しく、見ごたえがあります。絵師、彫り師、摺り師の一体のなせる技を堪能してきました。本人のものだけでなく、その時代を反映する作品や造形物も色々ありますよ。

また、午後はMoMcaやわらかアートツアーなるものもあり、ボラの傍らそちらも参加。学芸員とお客様が一緒に作品を見ながら、見る人の感覚に問いかけるような会話で進められていました。

「何にみえますか？」「この作品に題名をつけるとしたら？」「この中でうちにもって帰りたいものは？」などなど、学芸員の問いかけに見る人が様々な反応をし、そこからさらに盛り上げていくという方法で、よりじっくり鑑賞したり、自身の想いなどが出たり、楽しかったです。

有名な美術館は押し合いへし合いで作品を鑑賞させられ、何を見たかも分からないことがありますが、ここはゆったりと作品に向き合えますよ。おススメです。

売店では地元の作家さんや、窯元の陶磁器も沢山販売されており、そちらもプチ美術館状態です。