日々の事をつづるロンちゃんのブログです。

こんにちは。

素敵だけではない、繫盛するお店を作る【hanjo navi】ことナビデザインの渡邉です。

10月31日日曜日、選挙の日、岐阜市サラマンカホールにて、我が家のお孫ちゃんも所属している多治見少年少女合唱団の演奏会がありました。

今回の演奏会は、この合唱団のためのオリジナルで全員が始めての曲ということ、コロナで集まることができなくてリモートの時間がとても長かったこと、会場となる公民館の休館・制約が多かったことなど練習が十分とは言い切れない環境だったし、団員減少で中高生が減ってしまい低年齢になっていたこと、能の演者さん、パイプオルガン奏者など、外部の人と共演しながら作りこんでいく必要があるということなど、とにかく山がいくつもいくつもあり、本当にできるのだろうか？こんなに難しくて長い歌　歌えるんだろうか？そもそも今年の開催は無理でしょなど、家族としても喧々諤々の毎日でした。

お孫ちゃんもうまくできなくて「いやだ～辞めたい。もう無理」なんてへこたれた事も言っていましたが、宣言解除になって集まって練習できるようになってからは、土日ごとに5.6時間もある練習なのに毎回満足気な顔で帰ってきて、おや、なんか変わったと感じさせてくれました。

今までの演奏会と違い、衣装をそろえたり、3度の着替え（そのうちの1回は浴衣になり、一人で着ることを要求されました）など、歌以外にも覚えることはたくさんでしたが、踊ることが大好きなので、動きと重なっていくうちに面白くなってきたんでしょうね。

前日にはかなり自信をもって「観に来てね」と言えていたので一安心。初めて育成会役員としての業務をした娘にとっては、鶴亀との両立で時間がなくて、本当に身を削るような毎日でしたが、親子ともに（きっと成長する、この経験がいつか役に立つ）と思えるようになってきました。

ともすれば、追い込む・努力をするということが減ってきている昨今、合唱団は年齢にかかわらず、とにかく追い込んで追い込んで最良を目指します。

できるできないというより、やるかやらないかかなとも思えます。

こんなに追い込んでいいんだろうかと思うのですが、指導者はちゃんと当日の姿が見えているんですよね～

どの子も本当に自信にあふれ、楽しそうに演じていました。

1時間以上にも及ぶオペラ、眼前での能の舞。きっとすごい学びになったでしょう。

役員さんは皆さん仕事と準備でハードな生活をされていたと思いますが、お疲れさまでした。

コロナで観覧制限もあったので、多くの人が観たわけではないですが、この演目の誕生の瞬間に立ち会えて本当に幸せでした。

 

合唱団は聞くところによれば、資金不足、人員不足、練習環境不足ときつい状態のようですが、他では経験できない学びがあり、それは合唱という一言では語れない、もっと高度で複雑なものだと思います。ともすれば（厳しいでしょ、恐いんでしょ）と言われがちですが、どうぞのぞいてみてください。あなたがサポーターになってくれたら、きっと拓けていくと思います。

　　　

12月19日は恒例のクリスマスコンサート。こちらは肩の力を抜いて楽しめますよ。いろんなCATSに会いに来てね。