日々の事をつづるロンちゃんのブログです。

こんにちは。土岐市の１級建築士事務所『ナビデザイン』です。お世話になっている陶芸家の加藤保幸先生の工房で、今年も２１日から薪窯の火入れが始まっています。近くにある紅陵高校の生徒さん１３名の作品や一般の方の作品も含め、年に一回の火入れ。当社からも煙が見えるので、歩いて見に行ってきました。

不眠不休の作業でうとうとしてみえた先生の横では、娘さんが頼もしく助っ人。高校の先生も薪を裂く機械のお手伝いです。生まれも育ちも東濃なのに、初めて見る景色！昔はこのような窯もあったのかな～？いや、私たちが生まれたころにはもうなかった・・・大量生産の時代を経て、こうして、手作りの良さがまた帰ってきた、そんな感じです。薪は一回に何本入れるか大体決めてあるようですが、もちろん太さも違うから、火の勢いを見ながらの投入をひたすら続ける数日間。どんな焼き上がりになるかは神のみぞ知る。人間がやっているのに計算ができない面白さ。それが陶芸の醍醐味でしょうか。