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2022/05/21
万協床(ばんきょうゆか)のありがたさ

今年2月より三重県いなべ市にて工事を進めています『マル信緑香園』様のお茶製造販売施設。
大工工事も終盤に入り、いよいよ6月中旬からはクロスや塗装などの仕上げ工程に移ります。
今回の建物の床は、冬場の土間の底冷え防止と、立ち仕事の疲れ緩和のために土間から20㎝ほど床組をしております。
店舗の場合、住宅と違って床下の『縁の下(えんのした)』のスペースは取らない事が多く、本店舗も外の地面から階段一段分で店舗に入るように設計していますので、床組は20㎝という事になるのですが、この20㎝という寸法、通常の床組みを行うと、土台や根太などの木材で床下のスペースは埋まってしまい、店舗などで必要な給排水の配管や電気配線が困難になってしまいます。
そこで開発されたのが『万協床(ばんきょうゆか)』
万協は製品名ですので、マンション床とも呼ばれます。
タイトル画像にもありますが、土間から金属の支柱で床下地材を直接支える構造で、施工性も非常に良く、店舗やマンションなど、床下のスペースは配管配線スペースとして出来るだけ有効に使いたい時に非常にありがたい床システムです。
ただ、2022年5月今現在、コロナの影響による材料供給不足で、この万協床に使う「パーティクルボード」という材料がほとんど手に入らない状況となっており、どの建築業者も非常に困っているのが現状です。
↑これがパーティクルボード
今回の緑香園様の施設は、前もって材料をお願いしていた為、何とか工事が出来ましたが、今まで当然のように行っていた工事が、材料の確保状況で出来ないこともあるというのは、業務上も社会状況としても本当に怖いことです。
先日も、別の現場でどうしても必要なこの「パーティクルボード」を25枚確保できそうと建材屋さんから電話があり、本当に材料のありがたさが身に沁みましたが、もののありがたみや感謝の気持ちは大切と思いつつも、コロナも戦争も収束して早くなんでもなく物が流れ、仕事が出来る日に戻ることを心から願っています。
staff Hirose