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先日オープンした多治見駅前の ”焼き鳥はと屋”さん。

今回、駅前の３階建てビルの１階テナントにナビデザインで新装工事を行いました。

 

 

工事を行うにあたり、色々とクリアしなければならない事はたくさんありますが、

飲食の店舗の場合、特に消防関連については細心の注意が必要となります。

 

 

例えば、飲食の店舗が入ってないビルに新たに飲食店舗が入る場合など

いままで必要のなかった消防設備が、ビル全体に必要になったりなど、

消防法規上、一部のテナントが飲食店舗という事で、ビル全体を飲食店舗とみなす事もあります。

また、もし火災が発生したときに、お客さんが避難しやすいような誘導灯の設置のほかに、消防士さんが建物の中に作業に入るための進入経路や、進入口の大きさなども基準が決まっていて、細かいところでは窓ガラスの厚みも基準があったりします。

 

この消防法規は、なかなか複雑な部分もありますので、

設計を進めるにあたっては、消防法規にそって設計をしつつ、

実際に所轄の消防署に事前相談に足を運び、消防署の見解を聞いたりする事も多いです。

 

今回オープンした ”はと屋”さんは、入り口部分は全面ガラス戸となっており、

お客様の避難もしやすい設計になっています。

消防署さんと事前相談も行い、すべての階に非常警報機も取り付けましたので

お客様には安心してご来店いただけると思います。

 

 

その他、トイレ前には大きな手洗台も設置しており、

コロナ禍の中、衛生面でもお客様の安全が保てればと考えております。

 

新種のコロナウィルスが出てきたりなど、

コロナ前の状況に戻る日にはまだまだ時間が掛かりそうですが、

お客様の安心安全を設計デザインに出来るだけ盛り込んでいけたらと考えています。

 

 

Staff　O.HIROSE