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繁盛店舗コラム

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2020/09/24

建物の換気について

三密を避けることが大切なコロナ禍の状況の中、

建物の『換気』が非常に注目されるようになってきました。

映画館の入り口で、十分に換気がなされている事をアピールする映像が流れていたり、街の食堂や物販のお店でも、定期的に窓を開け放して空気の入替えをしている状況は、コロナと共存しなければならない生活の中で、見慣れた自然な事となりつつあります。

 

さて、この『換気』ですが、建築の方向からみますと

 

「居室(人が普段に継続的に使用する場)の床面積の20分の1以上の窓を設置するように」と規定されています。

そしてもし、既定の窓が設置できない場合は、機械式などの換気設備を設置するようになっています。

また、調理室など火器を使う場所においては、その規模によってフード付きの換気設備等が必要になってきますが、家のシステムキッチンなどの換気フードを思い浮かべてもらうと想像できると思います。

 

その他、建築面からの換気としては、H15年から始まった『シックハウス対策』としての換気があり、建築材料から出る化学物資による健康被害を抑える為に、使用する内装材、開口部の面積により、24時間常時換気をする必要があります。

 

また、換気とは少し意味合いが違うかもしれませんが、

火災時における煙を換気(排煙)する為の設備も、建築物の用途や規模によっては設置の必要があり、『非常時の換気』として大切な設備となっています。

少し大まかでしたが、以上が建築としての換気となります。

 

最近では、空調の整ったオフィスでも網戸を取り付けたいとのご要望があり、

普段めったに開ける事の無かったサッシ窓から自然換気で新鮮な空気を取り入れるお客様も増えており、換気の重要性はいろいろな所で実際の対策法として取り入れられています。

 

 

 

暑い今年の夏の日差しも少し和らぎ、

窓を開け放ったお店で気持ち良い風を感じながら、ごはんを食べたりお酒を飲んだりすると、大変なコロナの時代ではありますが、少し前までの”エアコンに頼った密閉空間”に比べると、人の生活環境としては少し自然に近づいたのかなという気もします。

 

今まで通りにコロナ対策を続けながらも、ヨーロッパの街路に面したカフェテリアの様なお店が増えて、日本人のライフスタイルもコロナ禍の中でも(少しでも)楽しい方向になってくれるといいなと感じます。

でも、一番の願いはやっぱりコロナが完全に収束してくれることです。

 

 

staff  O.Hirose

 

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